#ProjectFamily:安全な出産について
女性が出産で命を落とすようなことがあってはなりません。しかし、毎年30万人以上の女性が出産中の合併症により亡くなっています。
フェリングでは、妊産婦の死亡率を低下させ、世界中の女性や家族を守ることに尽力しています。私たちは、住んでいる場所に関わらず、すべての女性が妊娠・出産時に質の高いケアや必要な治療を受けられるべきであると考えています。そのため、分娩後異常出血(PPH:出産後の出血多量)を防ぐための研究に投資しています。
PPHが及ぼす深刻な影響について、当事者の女性やその家族、そして助産師の話をお聞きください。
助産師として働き、PPHが女性や家族に与えうる深刻な影響を知るケンジュさんの話
PPHによる死亡のほとんどは予防可能
フェリングでは、住んでいる場所に関わらず、出産に臨むすべての方が質の高いケアや治療を受けられるべきであると考えています。
世界保健機関(WHO)によると、PPHによる死亡のほとんどは効果的な予防治療によって回避できることが示されています。3しかし、標準治療薬の効果を維持するためには低温で温度管理された輸送・保管が必要であることが課題となっています。PPHによる負担が最も深刻な多くの低所得国や下位中所得国では、低温管理下での保管が容易ではありません。
こちらの温度管理問題に関するインフォグラフィックで、低温管理下での保管の課題と利用可能な解決策について詳しく解説しています。
フェリングによるPPHへの取り組みについて、詳しくはこちらをご覧ください。
参考
- Say L, et al. Global causes of maternal death: a WHO systematic analysis. The Lancet Global Health. 2014; 2(6):e323-33. Available at: https://www.thelancet.com/pdfs/journals/langlo/PIIS2214-109X(14)70227-X.pdf Last accessed: June 2021.
- World Health Organization. Priority diseases and reasons for inclusion. Postpartum haemorrhage. Available at: http://www.who.int/medicines/areas/priority_medicines/Ch6_16PPH.pdf Last accessed: June 2021.
- World Health Organization. WHO recommendations: Uterotonics for the prevention of postpartum haemorrhage. Published 2018. Available at https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/277276/9789241550420-eng.pdf?ua=1&ua=1 Last accessed: June 2021.
©Joni Kabana Photography/Concept Foundation/Ferring Pharmaceuticals/MSD for Mothers
JP-CORP-2200004
「女性と家族を守る」ための取り組みについて