子宮頸管熟化剤「プロウペス®腟用剤10mg」
国内事業提携内容の変更について
フェリング・ファーマ株式会社(本社:東京都港区、CEO代表取締役:稲林実、以下「フェリング」)と富士製薬工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩井孝之、以下「富士製薬工業」)は、この度、フェリングが創製した子宮頸管熟化剤「プロウペス®腟用剤10mg」(一般名:ジノプロストン、以下「プロウペス®」)に関し、フェリングと富士製薬工業が日本における事業提携内容を変更することに合意しましたのでお知らせします。
プロウペス®腟用剤10mgは、フェリングが2020年4月2日に日本で販売を開始した製剤で、両社連名の2021年11月4日付「子宮頸管熟化剤「プロウペス®腟用剤10mg」の国内事業提携に関するお知らせ」にてお知らせしたとおり、2021年12月1日からフェリングと富士製薬工業による事業提携を開始しております。これまで本事業提携においては、富士製薬工業がプロウペスの販売・流通を担当し、プロウペス®を適切に患者さんに使用いただくための医薬情報提供活動について、フェリングと富士製薬工業が協働してコ・プロモーションを行ってまいりました。今回の変更により、2022年7月以降は、プロウペス®の販売・流通および医薬情報提供活動に関するすべての活動を富士製薬工業が担当します。なお、製造販売承認は引き続きフェリングが保有します。
フェリングと富士製薬工業は、今後も協業を通じて産婦人科領域で新たな治療の選択肢を提供し、患者さんと医療関係者に貢献できるよう努めてまいります。
以上
本件に関するお問い合わせ先 | |
フェリング・ファーマ株式会社 事業開発・経営企画部 TEL:080-1102-8169 E-mail:Bei.Wang@ferring.com |
富士製薬工業株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション課 TEL:03-3556-4430 E-mail:fsk_ir@fujipharma.jp |
≪プロウペス®について≫
プロウペス®は、妊娠37週以降の子宮頸管熟化不全における熟化の促進の適応症を有する唯一の腟用剤です。有効成分を含有する親水性ポリマーと、これを包含する取り出し用紐で構成され、標的部位である子宮頸部に貼りつくように挿入(後腟円蓋に留置)し持続的にジノプロストンを放出することで、子宮頸管を中心に効果を発揮します。
1995年に米国で承認されて以降、子宮頸管熟化を促進する薬剤として70以上の国又は地域で承認されています(2022年5月時点)。
≪フェリング・ファーマ株式会社について≫
フェリング・ファーマ株式会社は、スイスのサンプレに本社を置く1950年設立の非上場企業フェリング・ファーマシューティカルズ社の日本法人として、2001年に設立されました。フェリング・ファーマシューティカルズ社は、ペプチド・ホルモン製剤に強みを持つグローバル研究開発型スペシャリティファーマとして、70年以上にわたり母子向けの治療薬開発を手掛け、受胎から出産までに使用する治療薬ポートフォリオを有し、不妊症と産婦人科、泌尿器科、並びに消化器科における革新的医薬品の創薬・研究開発・販売により、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しております。同社は、日本を含む約60カ国で事業子会社を所有し、110カ国で製品を販売し、世界で約6,500人の従業員を擁しております。詳細につきましては、フェリング・ファーマウェブサイト(https://www.ferring.com/)をご参照ください。
≪富士製薬工業株式会社について≫
富士製薬工業株式会社は、1965年の設立以来、「優れた医薬品を通じて、人々の健やかな生活に貢献する」「富士製薬工業の成長は、わたしたちの成長に正比例する」を経営理念とし、人々の痛みや障害の改善・克服に役立つ医薬品の開発、製造、販売を通して社会に貢献すべく事業を展開しています。重点分野である女性医療領域では、不妊症をはじめ、月経困難症、子宮内膜症、避妊、更年期障害などの女性特有の疾患の新薬およびジェネリック医薬品を数多く取り扱っています。豊富な品ぞろえで幅広い年代の女性の健康をサポートし、女性医療のリーディングカンパニーを目指しています。詳細につきましては、富士製薬工業ウェブサイト(https://www.fujipharma.jp/)をご参照ください。